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[M] がっこうかっぱのイケノオイ (単行本図書) [単行本]
著者: 山本 悦子 679 出版者: 童心社
(出版日: 2010)
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形態: | 冊子体 / 文字 |
言語: | 日本語 |
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ページ数と大きさ: | |
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作成時刻: | 2018/01/27 12:37:20 |
更新時刻: | 2024/09/03 09:20:02 |
説明: |
ぼくは、あさのかいのとき、クラスのみんなの前でしゃべる「スピーチ」がきらい。うまくしゃべれないし、どきどきしてあさごはんをもどしそうになる。みかちゃんもだまったまま、なみだをうかべている。 きょうはアンドレくんのばんだ。アンドレくんは、日本語がじょうずじゃない。「カッパ、ミタ」といってカエルをみせて、みんなに笑われた。でも、帰りに学校の池でぼくと、アンドレくん、みかちゃんはカッパをつかまえる。カッパの飼い方なんてわからないから弱らせてしまう。あめ玉で一命をとりとめるカッパ。その瞬間、ぼくたちは池の中にしょうたいされ、心を通わせて、お互いの気持ちを知る。 カッパは学校でいちばん好きな音は笑い声だという。だからこの池にいるんだ、と。その後、三人は学校でよくわらうようにった。 子どもたちが一日の大半を過ごす学校。 なかには、あんまり楽しく思えなくて、学校に行くのがつらいなと思っている子もいるはず。そんな子どもたちの力になれる物語です。 学校っていいな。学校って楽しいな。 読んだあと、子どもたちがそういう気持ちになってくれたら、と思っています。 子どもたちの笑い声に満ちた学校、家庭、そして……子どもたちが笑っていられる世の中ってすてきだなと、当たり前だけど大切なことを、思い出させてくれる物語です。親子で読みあって、話し合うきっかけにも。 第57回青少年読読書感想文全国コンクール・小学校低学年(1~2年生)向け課題図書(2011年度) |
注記: |
海外子女教育振興財団 11-4008 |